忍者ブログ
ダラダラと生きている人間が書く駄文。 サイバーアクションTRPG「トーキョーN◎VA」に関する話題が主。
[30] [29] [28] [27] [26] [25] [24] [23] [22] [21] [20
Posted by - 2025.07.01,Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by ぴあ - 2013.12.30,Mon
◆クロガネ
期待の新スタイル「クロガネ」、誰かに生み出された人工物を扱うためのスタイルです。
AIやマキナ向けのスタイルですが、魔器の再現もできるとのこと(その場合はアヤカシを入れなくてもいい)。まあ「自然の営みの外にいる存在」と解釈すればいいのでしょう。

まず〈フォルム〉という特技で自分の肉体を選択する必要があり、それに応じて神業の効果も変化します。とはいえ、基本は他スタイルの神業をコピーした内容ですが。
サービスやサイバーウェア、ファッション以外は大体選択できます。

重要なのはクロガネは「装備部位がほとんどない」ということです。
具体的には四肢がなく防具系もだいたい装備できません。義体も無理、ヴィークルも操縦できません(なぜか[部位:電脳]はあります)。
この欠点は〈フォルム〉やスタイル技能で軽減できます。あと地味に「アームユニット」でも可。
とはいえ、〈人鞘〉という1レベルだけで欠点を帳消しにしつつ演出面もフォローする特技(秘技ですらない)が存在するので、Xランク()とあまり変わらない程度の制限ではありますが。

あと旧版の〈魔器の一族〉のような「本体を破壊されたら死亡」という欠点がなくなりました。
故障・破壊したら本体を使用できなくはなりますが、死にはしません。むしろ使い捨て装備を使っちゃっても、効果がなくなるだけで大丈夫です。

ちなみに本体がなくても演出次第でシーンに登場できるとのことです。
つまり某アルペジオのようにメンタルモデルを動かしたりすれば、本体の戦艦がシーンに登場してなくてもいいよーといった感じ。
〈人鞘〉の演出であればかなりスムーズですし、エキストラで出演する分には別に〈人鞘〉いらないんじゃね? とも思います。

ところで〈フォルム:ストラクチャ〉で住居をクロガネ化できるわけじゃよ。
そしてワシの手元には「次元袋[部位:-]」があるんじゃよ。
暗黒空間に己自身を突っ込むと、あとは・・・わかるな?(アルカイック鮫笑)


◆協調行動
協調行動のルールが追加。というか協調行動が〈協調開始〉というスタイル技能化しました。
バディに装備させなければならないので、そもそも装備できるタイプのクロガネでなければ意味がありません。
意味はないけど協調行動自体は行えます。一応スタイル技能でバディにプラス修正を与えることはできるので、無駄ではないです(人形遣いの人形役になれる、みたいな)。

それ以外は旧版の協調行動と大体一緒です。
ただし、クロガネ自身が協調行動中に本体を使用できなくなりました。防具も装備から外され協調行動中のクロガネは無防備になります。〈人鞘〉で多少対策は取れますが、注意が必要です。
一方でヴィークルは同乗者として自分も乗っている扱いになれます。ちょっぴり安心。


◆スタイル技能
スタイル技能的には、協調行動前提の技能と単独使用可能な技能が半々くらいな感じ。
バリエーション豊富でクロガネひとつで色々な役割に入り込めますが、逆に極めようとすると結局そっちのスタイルが必要になってきます。
といいつつも他のスタイルにはない技能も多いので、「選ぶ甲斐があるスタイル」と言えるでしょう。特に〈MMI〉や〈☨魔技〉、〈☨オーヴァーロード〉など本当にコスパの良いスキルが揃っています。

・〈フォルム〉
本体を選択する。必ず一つ選ばなければならないが、経験点は必要ない。
それぞれのフォルムに一つずつ、そのフォルムの効果を増強・補佐する特技が存在する。
どれもこれも特技にしてはコスパの良い、むしろ秘技レベルの効果があるので、ぶっちゃけクロガネって旧《腹心》とかと同じくらい取り得なスタイルの気がする

・〈人鞘〉
前述の通り、自分の演出に自信がなければ取得推奨の特技。
1レベルで奥義レベルの便利効果が得られる。装備部位が復活するだけでもゴージャス。

・〈協調開始〉、他協調行動用特技
セットアップで使用し協調行動を行う。
基本バディを補助する効果だが、〈MMI〉のように自分も効果を得られるものがある。ただし、自分は本体が使えないことに注意。

・〈付喪神〉
アヤカシ扱いになれる。いいこともあるけどデメリットも大きい気がする。
メインの効果は〈自我〉の判定に修正。メジャーでも効果を発揮するけど、使う場面があるかといわれると微妙。

・〈☨魔技〉
「達成値+レベル×2」しつつさらに「ダメージ軽減不可」を与える。使用する武器は別に本体じゃなくてもいい。
・・・えっ?

・〈☨ユニゾン〉〈ユニゾンⅡ〉
バディを再起動する秘技と、その際に〈盾の乙女〉と同じ効果を得られる特技。
〈ユニゾンⅡ〉は「できる」なので、〈盾の乙女〉を発動しないことを選択することもできる。

・結構強力リアクション系
リアクション系のスタイル技能の「AR-1」という記述を無効化するのが〈ドミネイター〉。便利だけど1アクト1回。
一方でメジャー以外の判定に割り込みでリアクションできるのが〈☨オーヴァーロード〉。ARは消費するものの、使用回数に制限がない。トループ級にぜひ持たせたい。
クロガネ版〈※魔女の叫び〉だけど、代償に自分が[完全死亡]する〈※存在証明〉。目標値がないのでここぞというところで使える。

・それ以外の技能
それ以外とか言ってますが、どれもこれもコスパ的に魅力度の高い特技ばかりです。
クロガネ単品では実力を発揮できませんが、「クロガネを一つだけ」という選択をした途端、無類の力を(主にカット進行で)発揮することが出来ます。
逆に言うと、「クロガネ=クロガネ」や「クロガネ・レクトス」だと、いまいち戦闘力を発揮しきれない感じ。まあその欠点も協調行動と組み合わせることで十分フォロー可能ですが。



総評として「クロガネ? ああ、アレは最強のスタイルだよ。・・・ただし、あんたが使いこなせるならの話だけどな」といったスタイルです。


どれもこれもコスパが良く、高い単純火力・防御力を得られるのですが、攻防のバランスや副次効果、なにより柔軟性に難を感じます。情報収集能力は皆無で、スタイルの特性も合わせてリサーチ中ぼっちにならない努力が必要です。
それらを合わせて協調行動を上手く活用する(バディを見つける)ことが肝要となります。

結果、様々なアクトで堅実に使いこなせるスタイルとは言い難いでしょう。
「上手くバディが作れなくても泣かない」
「リサーチフェイズをただ見てるだけでも泣かない」
「そのままアクトの空気が自分に合わない方向へ流れても泣かない」
「やっと強力なコンボを決められたと思ったら後でリアルに逆恨みされても泣かない」
などなど、クロガネという名に反してリアルプレイヤーが受ける心理的圧迫は相当なもののように思います。

それらを乗り越えスタイルを貫ける自信があるプレイヤーであれば、クロガネはかなり魅力的なスタイルになるでしょう。
正直、同じように器用貧乏系のスタイルであるイヌは泣いていい。まあ、イヌはリサーチで動きやすいから差別化は出来ていますが。




以上、他マイナスナンバーなどはまた別の項目で。

拍手[0回]

PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
ぴあ
性別:
男性
P R
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]