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ダラダラと生きている人間が書く駄文。 サイバーアクションTRPG「トーキョーN◎VA」に関する話題が主。
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Posted by - 2025.07.01,Tue
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Posted by ぴあ - 2014.11.11,Tue
小説家になろう!のページにいつぞやの小説を投稿しました。

なんというか、中途半端に書き続けていた続編をきっちり終わらせられるように、というはっぱの意味を込めて。

ある程度見られているという緊張感がないと、集中続かなくなりそうですしねえ。

そんなこんなで、三日坊主になりそうな心を押さえつけながら作業を続ける毎日です。

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Posted by ぴあ - 2014.11.05,Wed

思うところあって小説書きを再開しました。

というか、少しは脳を使わないと色々とやばい気がしてきたので。

書く以上は本気ということで、来年度の何かの賞に応募して現実に打ちひしがれたいなあと言うのが最終的な目標。

ちょっとずつでも毎日何か書くということで頑張っていきたいなあ。

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Posted by ぴあ - 2014.10.25,Sat
唐突に、というわけでもないけど。
ブレイクエイジみたいなゲームで遊びたいという欲求がときどき爆発します。
というかああいう世界の住人になりたい。

ロボクラフトとか、あともう一歩で理想系に辿り着けそうな予感は感じるのだけど。

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Posted by ぴあ - 2014.10.23,Thu

サイコパンクTRPG、正式名称を「サイコパンク・トーキョー」ってことに仮決定。
たとえ仮でもちゃんとタイトル作るとなんかやる気違うよね、みたいな。


http://www13.plala.or.jp/pia_cat/ppt.pdf



そしてクラスデータの仮構成。
こんな感じに全クラスまとめてしまえば、あとの大物はキャラ作成と判定ルールのまとめだけだし(世界観のまとめから視線をそらしつつ)。


一応、某サイコでパスなアニメのDVDを買って見直し中。
あとは某烏丸な事件簿の漫画も買いそろえておきたいなあと思っていたり。


唐突ですが当サイトは私立はかない学園(というか紺野あずれ先生)を常時応援しています。

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Posted by ぴあ - 2014.10.21,Tue


  
《警告。魂魄エラーの上昇を検知しました。早急にソウル・カウンセリングを受けてください》

 それは無理な相談だと俺は口元を歪めた。

 目の前には二つの死体がある。

 片方は背中から骨と内臓を抜き取られ、代わりに機械の詰め物を押し込められた血色の悪い人形。
 もう片方は骨と内臓の周りに人工皮脂を張り付けられ、まるで生きているかのように血色の良い人形。

 どちらも仲良くソファに腰を掛け、苦笑を浮かべている俺を見上げている。

『おいどうした。魂魄エラーの警報がこっちにも入ってるぞ。いったいそこで何があったのか、ちゃんと報告しろ』
「行方不明だった少女を見つけた。二人仲良く“双子”でな」
『は? 該者は親兄弟のいない天涯孤独児だったはずじゃないのか?』
「知ってる。……くだらない冗句だ、聞き流せよ」

 右腕にはめられた腕輪“イニシャライザー”から聞こえてくるクソ真面目な通信に答えながら、俺は咥え煙草を地面に投げた。
 空いた手に力を込めると、イニシャライザーが変形しガントレットのように俺の手首に巻きつく。

《繰り返し警告。魂魄エラーの上昇を検知しました。早急にソウル・カウンセリングを受けてください》
「それよりも該者のスキャンだ、バディ。“中身”を抜かれてからどれくらい経つ」
《この二つの肉体が同じ魂魄を共有するのでないと仮定した場合、魂魄の拡散状況から死後一週間と推定されます》

 俺はその場にしゃがみ込みながら、二つの死体を見つめ直す。
 中身が作り物の死体はセルロイドの瞳を俺に向け、外身が作り物の死体は瞳孔の開いた瞳を俺に向けていた。

「おまえも蝋人形にしてやろうかって叫ぶ歌が昔あったな」
《魂魄エラー。魂魄エラー。発言をあらため正しい倫理観に――》
「バディ、待機モード。それからアマテラスに通報してくれ。これから捜査を『猟奇殺人事件(サイコパンク)』に切り替えるってな」

 俺のセリフに答えるように、イニシャライザーはカチャカチャと音を立て、元の腕輪に戻っていく。

《了解しました。魂の穢れを誘発しないよう、くれぐれも慎重な捜査活動を期待します》
「ったく、魂より体の心配をして欲しいもんだぜ」
「VIのマニュアル音声に文句言っても仕方ないですよ、“先輩”」

 背後から聞こえた声に俺は振り返る。
 そこには俺が付けているものと全く同じ腕輪を着けたスーツ姿の女――雰囲気はまだ少女のソレだが――が、半眼で俺を見下ろしていた。
 ふてぶてしいのか馴れ馴れしいのか、俺は嘆息しながら自称後輩の額に生えている小さな角を見上げる。

「というかだな、おまえはこれを見てなんで魂魄エラーが上昇しない? いくら鬼でもちょっとは胸にクるもんがあるだろうに」
「別にゾンビ化して歩き出すわけじゃあるまいし、死体は死体じゃないですか。先輩の神経が細すぎるんですよ」
「最近の若者こえぇーわー。サイコパンクの万倍こえぇー」

 俺はもう一度深々と嘆息し、重い腰を持ちあげた。
 続けて煙草を取り出し口に咥え、ライターを取り出す代わりに拳銃をホルスターから抜く。

「それじゃあ行くぜ、後輩。自分のケツくらい自分で守ってくれよな」
「それじゃあ行きましょうか、先輩。ドローンにその竿食いちぎられても、私見て見ぬフリしておきますから」
『いつも通りおまえらが愉快そうでなによりだよ、くそったれ。いいからとっとと捜査に戻れ。ホシは待ってちゃくれないぞ』

 呆れ返った通信に押し出されるように、俺たちはその部屋を出る。
 その通り、事件はまだ終わっていない。始まってすらいない。

 俺たち“掃除屋”の仕事は、ここからが本番なのだから――




 

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